安佐南区回復期生活期連携推進の会

回復期を退院後スムーズに生活期への移行が行えるよう、回復期も生活期も努力を続けています。しかし、回復期の療法士は「自分たちのリハビリや指導・支援がはたして退院後に本当に役立ったのだろうか」と気になっています。一方、生活期の療法士は「回復期では、在宅生活をイメージしてリハビリができていたのだろうか」と感じることがあります。そしてケアマネジャーは「利用者さんが退院後に安心して暮らせるために、リハビリ専門職にもっと関わってもらいたい」と感じています。 これらの思いを解消するには、「回復期と生活期が同じ目標を目指して支援することが必要である」という結論に至りました。そして「同じ目標を目指すためには、お互いをよく知る必要がある」と再認識しています。平成22年から安佐南区内の回復期・生活期の他職種、介護支援専門員、介護保険サービス事業所などが一堂に集い、回復期と生活期、病棟と在宅との連携を深めることに焦点を絞った勉強会を開催しています。

開催頻度

概ね2~3か月に一度

参加職種

回復期病棟、地域一般病棟に勤務する療法士等リハビリテーション専門職、地域連携室職員、医療ソーシャルワーカー、地域包括支援センター職員、介護支援専門員、通所リハビリテーション・通所介護・訪問看護ステーション職員等地域のリハビリテーション専門職

内容

効果

他職種が発表する事例を聞き、グループワークで同じ机で意見を交換することによって、事例をさらに掘り下げたり、事例の背景への理解を深めたりすることができます。また、グループワークでは普段なかなか聞くことのできない他職種の考え方や、職種独特の事情を知ることができるため、お互いをさらに理解することができます。研修前後は名刺交換や立ち話で相談しやすい関係性がさらに発展し、時には懇親会を通して肩の力を抜いて語り合う時間を持つことができます。

外部への発信

安佐南区回復期生活期連携推進の会の活動をもっとよく知っていただくために、折に触れて当会の取り組みを報告しています。

お問い合わせ
「安佐南区回復期生活期連携推進の会」事務局 ケアプランよりしま 電話:962-1232 FAX:850-1028 担当:野坂