打撲(打ち身)
打撲(打ち身)は日常生活で非常に頻繁に起こる怪我の一つですが、単なる打ち身と軽視せず、適切な処置を行うことが早期回復への近道です。
打撲(打ち身)の状態と主な症状
打撲は、体を何かにぶつけることで皮膚や皮下組織(筋肉や脂肪など)が損傷した状態を指します。

主な症状のチェックリスト
- ぶつけた場所の痛み
- 患部の腫れ
- 内出血によるあざ(青あざ)
- 患部が熱を持つ熱感
放置することの危険性と合併症のリスク
ほとんどの打撲は自然に治癒しますが、頭部、胸部、腹部などを強く打った場合は脳や内臓に損傷がある可能性があり、注意が必要です。
また、手足の打撲であっても痛みが長引く場合には、骨折や捻挫、あるいは深刻な筋肉の損傷を伴っているケースも考えられます。自己判断で放置せず状態を観察することが大切です。
応急処置の基本「RICE処置」の手順
打撲をした直後は、速やかに以下のRICE処置を行いましょう。これにより、炎症や痛みを最小限に抑えることが期待できます。
-
Rest(安静)
患部を安静に保ち、当日の積極的な運動は控えましょう。 -
Ice(冷却)
氷のうなどで患部を冷やし、腫れを抑えます。 -
Compression(圧迫)
包帯やテーピングを利用して、患部を軽く圧迫し、内出血・腫れを防ぎます。 -
Elevation(挙上)
患部を心臓より高い位置に保つことで、腫れの悪化を防ぎます。
医療機関を受診する目安
以下のようなケースに該当する場合は、速やかに医療機関を受診してください。
- 頭、胸、お腹を強く打ち、吐き気や激しい痛みがある場合
- 数日経過しても痛みが引かない場合
- 腫れがひどく、患部を動かすことが困難な場合
当院での検査と治療方針
当院では、患者様の症状に合わせて適切な診断と治療を提供いたします。
| 診察・診断 | 丁寧な問診を行い、受傷時の状況や現在の症状を詳しく確認します。 |
|---|---|
| 画像検査 | 必要に応じてレントゲン検査や、専用の体表面超音波検査を実施します。 |
| 処置・処方 | 適切なRICE処置の指導に加え、湿布や痛み止めの処方を行います。 |
| 専門連携 | より高度な精密検査が必要な場合は、専門医療機関をご紹介いたします。 |
打撲の症状が心配な場合は、まずは当院へご相談ください。
