打撲(打ち身)
打撲(打ち身)は、体を何かにぶつけることで、皮膚やその下の組織(筋肉や脂肪など)が傷ついた状態です。
どんな症状?
- ぶつけた場所の痛み
- 腫れ
- 内出血によるあざ
- 熱感
放っておくとどうなるの?
ほとんどの打撲は自然に治りますが、頭、胸、お腹などを強く打った場合は、脳や内臓に損傷がある可能性があります。また、手足の打撲でも痛みが長引く場合は、骨折や捻挫、筋肉の損傷などを伴っている可能性があります。
打撲かな?と思ったら
- すぐにRICE処置を行いましょう。
- Rest(安静):患部を動かさないようにしましょう。
- Ice(冷却):氷や保冷剤などで患部を冷やしましょう。
- Compression(圧迫):包帯やテーピングなどで患部を軽く圧迫しましょう。
- Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に保ちましょう。
- 頭、胸、お腹を強く打った場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
- 手足の打撲でも、痛みが長引く場合や、腫れがひどい場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
治療
- 丁寧な診察と症状の確認
- 必要に応じてレントゲン検査・専用の体表面超音波を実施
- 症状に応じた適切な治療法の提案
- RICE処置の指導
- 湿布や痛み止めの処方
- 必要に応じて専門医療機関へのご紹介いたします。
打撲の症状が心配な場合は、まずはご相談ください。