特定健診
40歳~74歳の方へ
「健診は一時、病気は一生。」
特定健診は、メタボリックシンドローム(以下メタボ)や生活習慣病の発症リスクを調べ、健康づくりに活かせる年1回のチャンスです!
ご存じですか?
日本人の死因の多くは、心臓病や脳卒中などの生活習慣病です。生活習慣病は自覚症状がほとんどないまま静かに進行していくため、気づいたときには重症化していることがあります。
こうした事態を防ぐために、特定健診を受けて体の状態を知り、日頃の生活習慣を見直すことが大切です。
生活習慣病が重症化すると危険な病気につながります
- 心筋梗塞:心臓の冠動脈が詰まり、ペースメーカーなどが必要になることも。
- 脳出血:脳の血管が破れ、半身不随などの後遺症の可能性が。
- 糖尿病腎症:1回4時間、週3回の人工透析が継続的に必要になることも。
【特定健診Q&A】
- Q:具合が悪くなったら、医療機関を受診すればいいのでは?
A:生活習慣病は自覚症状なく進行するため、症状が出てからでは手遅れの場合があります。毎年の健診で体の状態をチェックすることが大切です。
- Q:健康には自信があります。毎年受けなくても大丈夫?
A:今は元気でも、異常値に近づいているかもしれません。年1回の健診で、わずかな体の変化に気づけば、早めの対処が可能です。
- Q:忙しくて、受ける時間がないのですが…
A:病気の進行に気づかず、通院や入院が必要になった場合、健診や保健指導の何倍もの時間がかかります。忙しい方ほど、健康を疎かにすると後で大きな負担になるリスクがあります。健康診断は 病気の早期発見を助け、結果的に時間やお金の節約にもつながります。ぜひ、少しの時間を見つけて積極的に受けてみてください。
- Q:やせているから受けなくてもいい?
A:特定健診はメタボに着目した健診ですが、体型にかかわらず、さまざまな病気の予兆を見つけられます。体の状態の変化を知るためにも、体型にかかわらず受けてみてください。